IMF加盟国の2016年国別融資取極への拠出額は4000億米ドルに到達
2017年4月21日
- IMF加盟国の2016年国別融資取極への総拠出額は約4000億米ドルに到達
- この資金は今後、IMF融資能力の維持に貢献
2016年10月の年次総会以来、IMFの2016年融資枠組における国別融資取極用の資金に充てられるさらなる拠出がなされた。加盟9カ国から約400億SDRの追加拠出で、総拠出額は35カ国から約3000億SDR(4000億米ドル)に達した。これらの拠出の下に、20の国別融資取極合意が現在実行され、その総額は約2110億SDR、借入期間は最長のもので2020年末となっている。
クリスティーヌ・ラガルド専務理事はこの拠出を歓迎し、「新融資枠組みにおける国別融資取極用資金への加盟国拠出は心強い。国別融資取極はクォータと新規借入取極に続くIMFの重要な第3防衛線を形成している。これらの拠出はIMFの総融資能力を保持し、加盟国の必要にIMFが対処できるという信頼感を醸成するものだ」と述べた。
関連リンク:
IMF融資のガイドライン(Guidelines for Borrowing by the Fund ).
ファクトシート: IMF国別融資取極め(IMF Bilateral Borrowing )
IMF国別融資取極のQ&A(Q and A on IMF Bilateral Borrowing Agreements )
一瞥解説: IMFの融資能力-情報グラフ(The IMF's Firepower - An Infographic )
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