アジア太平洋地域セミナー

世界経済見通し
民間部門の債務および世界貿易とバリューチェーン

IMFアジア太平洋地域事務所では、IMF調査局より2人の講演者を招き、最新の「世界経済見通し」の分析章である民間部門の債務(第2章)および世界貿易とバリューチェーン(第4章)について、オンライン・セミナーを開催しました。クリストファー・コッホはパンデミックの下での消費者及び企業部門の債務の増大と経済回復に対する影響について討論を行い、アディル・モハマドはパンデミックの下での国際貿易と政策への影響についての分析を解説しました。アジアを中心に約80人がオンライン・セミナーに参加しました。

演題:

2022年6月16日(木)(日本時間)
11:00-11:05 am    冒頭挨拶
11:05-11:25 am 発表:民間債務と世界経済回復 (第2章)
クリストファー・コッホ IMF調査部エコノミスト
講演資料
11:25-11:45 am 発表:パンデミック下の世界貿易とバリューチェーン (第4章)
アディル・モハマド IMF調査部エコノミスト
講演資料
11:45-12:10 pm  質疑応答
12:10-12:15 pm 閉会挨拶及びアンケート

講演者:

  • クリストファー・コッホはIMF調査局世界経済研究課のエコノミスト。2021年にIMFに奉職する以前は、米国のダラス連邦準備銀行に10年間勤務。セント・アンドリューズ大学の学位号とオックスフォード大学の修士号及び博士号を取得(ローズ奨学生)。

 

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  • アディル・モハマドはIMFのエコノミスト。2018年よりIMF調査局に在籍し、現在は国際貿易や世代間モビリティのほか、労働市場への影響、気候政策の手順や普及、気候政策についての選好に対するパンデミックの影響といった気候政策の様々な側面など、幅広いトピックについて取り組んでいる。過去にはIMFアジア太平洋局に勤務し、オーストラリア、ブータン、インド、ネパール、ニュージーランド、ツバルなど幅広い国々を担当。デリー大学スクール・オブ・エコノミクス経済学修士号及びメリーランド大学経済学博士号を取得。