アジア太平洋地域セミナー
ベトナム 経済見通しと政策の優先課題
ベトナムは東南アジアの中でも過去10年の間に最も急成長した国で、世界のサプライチェーンにおいて不可欠な地位を占めるようになりました。同国は2020年、新型コロナ感染症の広がりを抑え経済面での影響を抑制することに成功しましたが、今年前半の感染症の深刻な拡大によって経済が急激に悪化しています。IMFアジア太平洋地域事務所では、IMFラオス・ベトナム駐在代表のフランソワ・パンショーを招き、国別地域セミナーを開催しました。ベトナム経済の現状と見通しについて概要を説明し、長期的な政策上の優先課題について議論しました。アジアを中心に約90人がオンライン・セミナーに参加しました。
議題:
2021年11月24日(日本時間) | |
15:00-15:05 | 冒頭挨拶 |
15:05-15:35 |
発表:ベトナム 経済見通しと政策の優先課題 フランソワ・パンショー IMFラオス・ベトナム駐在代表 講演資料 |
15:35-15:50 | 質疑応答 |
15:50-15:55 | 閉会及びアンケート |
講演者:
- フランソワ・パンショー(Francois Painchaud)は、IMFラオス・ベトナム駐在代表。2009年にIMFに着任し、以前はジョージア駐在代表を務める。ロシア、ルクセンブルグ、キプロス、パキスタン、セネガル、ミャンマーなど、先進国・新興市場・低所得国を幅広く担当し、債務の持続可能性、労働市場、財政の枠組み、新興市場の金融政策の分析を行う。ケベック市のラヴァル大学で経済学学士号・修士号を取得。