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IMF書籍「中国債券市場の未来」日本語翻訳版が出版

[2020年7月27日、東京]

国際通貨基金（IMF）が昨年刊行した「中国債券市場の未来（The Future of Chinaʼs Bond Market）」を翻訳した日本語版が、日本証券経済研究所（JSRI）から出版されました。

同書には、中国のソブリン債から地方政府債、債券先物、オフショア市場まで、中国債券市場の様々な部門の現状と政策課題についての包括的分析が盛り込まれています。中国債券市場の構造とその独自の特徴や、改革が必要とされる分野等を理解する上で、非常に役立つ一冊となります。

2019年3月に英語版の原書が刊行されてから、同書の抜粋はIMFにより日本語を含む様々な言語に翻訳されてきましたが、JSRIとの協働によって全編和訳が可能となりました。同研究所は、7月20日に日本語翻訳版を発売するとともに、教育図書館及び公共図書館に寄贈しました。

日本語版（A5、468頁）は、JSRIのウェブサイトから購入できます。英語版の原書と日本語の抜粋は、IMFの電子図書館(IMF eLibrary)から入手できます。