ジェフリー・ウィリアム・セイジ・オカモト氏は2020年3月12日に国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事に任命され、2020年3月19日付で就任した。
IMFでの職務を開始する前には、米国政府で財務次官補代行(国際金融・開発担当)を務め、国際金融市場の監視や、G7、G20、金融安定理事会(FSB)との調整、域内また二国間の経済問題、国際金融機関業務を統括した。それ以前には、財務次官代行(国際問題担当)を務めた。
オカモト氏は財務省勤務前、米国議会上院にて勤務し、金融機関と消費者保護に関する銀行小委員会で与党側の首席補佐官を務めるなど、要職を歴任した。また、下院の金融政策・貿易に関する金融サービス小委員会の政策担当官でもあった。
オカモト氏はジョージタウン大学マックコート公共政策大学院の理事会長、Atlantik-Brücke若手リーダー、外交問題評議会(CFR)国会スタッフ勉強会メンバーであった。ワシントンDCにあるジョージタウン大学で公共政策修士号を取得。銀行、財政、金融政策を専門分野とした。カリフォルニア州立工科大学理学士号。