ビョルン・ロザーは2002年からIMFに勤務し、現在は戦略政策審査局(SPR)の譲許的融資部門のチーフを務める。それ以前は、SPRの上級審査員、チュニジアとトルクメニスタンのミッションチーフ、中東・中央アジア部および人事部の戦略ユニットの責任者を務めた。仕事の主な焦点は、経済発展、経済・政治的変革、紛争の経済的影響、通貨危機の政治的決定要因など。通貨危機の政治的決定要因については2009年に本を出版した。IMFに入社する前は、マッキンゼーのコンサルタントを務めていた。ロザー氏はベルリンの自由大学で経済学の博士号を、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスとパリ政治学院で学位を取得。