デビッド・リプトン
略歴
2019 年 10月 1日
2011 年 9 月 1 日に国際通貨基金(IMF)の筆頭副専務理事に就任。これに先立ち同年 7 月 26 日から IMF 専務理事の特別顧問。
前職は、米国大統領の特別補佐官、国家経済会議・国家安全保障会議の国際経済問題担当局長。
それ以前は米銀シティグループでグローバル・カントリーリスク・マネージング・ディレクター。同職に在任中、シティのカントリーリスク委員会を主宰、上席リスク管理官に仕え、世界のリスク問題に関する経営首脳陣のアドバイザーを務めた。
2005 年 5 月にシティへ移る以前は、世界的ヘッジファンドであるムーア・キャピタル・マネジメントで 5 年間勤務、さらにその前の 1 年間はカーネギー国際平和財団に在籍。
また、1993 年から 1998 年にかけクリントン政権下の財務省に勤務。同省の国際問題担当の次官補及び次官としてアジア金融危機対応と国際金融システムの現代化に主導的役割。
クリントン政権に参画する以前は、ウッドロー・ウィルソン学術センターのフェローを務めた。
1989 年から 1992 年には当時ハーバード大学教授だったジェフリー・サックス氏とともに、資本主義体制に移行期のロシア、ポーランド、スロベニアの各国政府の経済アドバイザー。
社会人としてのスタートは IMF の新興市場及び貧困国の経済安定化問題の担当スタッフで、同職に 8 年間従事。
ハーバード大学で修士号と博士号を取得し 1982 年に卒業。学士号は 1975 年にウェズリアン大学で取得。