目的 |
総じて持続可能なマクロ経済的ポジションに到達したものの、経済ショックなどによる短期的かつ一過性の金融・調整ニーズを抱えている低所得国(LICs)に対する支援を行います。 |
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強力で耐久性のある貧困削減・成長と一致する各国の経済政策プログラムを支援します。 |
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国外からの援助を促します。 |
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適格性 |
PRGT適格国で、2年以内(長くとも3年以内)に解消できると見込まれる国際収支上のニーズを抱えているすべての国が対象です。 |
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国際収支上のニーズが発生する恐れのある加盟国は、予防的に利用することができます。 |
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コンディショナリティ |
経済政策プログラムは、安定した持続可能なマクロ経済的ポジションに短期間で到達するための政策を含み、貧困削減・成長目標と一致しなければなりません。 |
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IMFプログラムのコンディショナリティは、プログラムの目標を達成するうえで重要な政策措置に重点を置いていて、通常は事前措置、定量的条件(パフォーマンス基準と指標ターゲット)、構造的ベンチマークで構成されます。 詳しくはコンディショナリティをご覧ください。 |
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当初の期間が2年間を超える取極については、2回目以降の審査完了時にIMF理事会に対し貧困削減・成長戦略(PRGS)を提出することになります。PRGSは、成長と貧困削減を支援するマクロ経済政策・構造政策・社会政策、関連する対外資金ニーズと主要な財源を明確にします。 |
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審査手順 |
IMF理事会は、プログラムの進捗について、通常6か月ごとに審査します。 |
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条件 |
期間 |
12~36か月 |
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返済期間 |
猶予期間4年、満期8年。 |
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金利 |
現在ゼロ金利。 |
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利用枠 |
PRGTの利用限度は年間でクォータの145%、譲許的融資の累計限度(予定返済総額)はクォータの435%です。例外的状況においては、厳格な年間・累計利用限度を設けることなく、これらの利用限度を引き上げることができます。ただし、PRGTの例外的利用基準を満たしていることが条件となります。取極期間中は必要に応じて、適用限界内で利用限度を引き上げることができます。 |
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SCFの利用は6年の期間内で3年を限度とし、予防的SCF取極の場合を除いてローリング方式で評価します。 |
更新は 2023年3月でした