2017年12月号 英語版
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ジハド・アズール
中東・北アフリカでは2011年の暴動に続く期間に、前例なき変化が起こった。政治的変革を求める声が世界の注目を集めたが、こうした動きは未解決の社会経済的な問題によって主に動機付けられていた。カイロやチュニスの通りで抗議運動に参加していた人々は「パン、尊厳と社会的正義」を求めていたが、そうした人々は基本的な経済権や豊かな生活、さらには公平さを欲する強い思いを広く共有し、声にして表したのだった。7年近い歳月が経ち、財政改革の面では著しい成果があがってきている。しかし、この地域内にある国々の多くでは、こうした改革が富の分配における格差を解消するまでにはまだまだ時間がかかる。
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オーター教授は輸入がアメリカの労働市場に与える影響について先駆的な研究を行った。
ファイナンス&ディベロップメント編集部のクリス・ヴェリシュがマサチューセッツ工科大学の経済学者、ディヴィッド・オーター氏の横顔を紹介する。
ナジラ・ファティ
アラブ世界では、女性労働参加率の向上が経済成長を加速させうる。 しかし、簡単には越えられない壁がある。
ジェームズ・カスト デイヴィッド・ミハイリ
油田の発見は熱狂的に歓迎されるも、その後に経済危機をもたらしうる